おはようございます。ぽっちゃり保健師のMIKEです。
「健康って大事だよ」と思っても、いちばん身近な**家族の意識が全然変わらない…**って悩んでいませんか?
野菜を食べてくれない、運動しない、タバコやお酒をやめない…。
こっちは心配して言ってるのに、「うるさいな」「俺は大丈夫」って言われてしまう。
実はこれ、多くの家庭で共通の悩みです。
でも、だからといってあきらめるのはもったいない。
今回は、私が実際にやってみた「家族の健康意識に働きかける6つの方法」
をご紹介します。
1. 「口うるさい」より「共感」が大事
「また健康の話?」「ほっといてよ」と言われるのは、“言い方”が原因かもしれません。
大切なのは、「心配してる」という気持ちを伝えること。
たとえば、
「○○が元気でいてくれるのが、私にとっては一番安心できることなんだ」
というように、気持ちベースで話すと、相手の受け取り方も変わります。
2. 小さなことを「一緒に」やる
いきなり生活習慣を変えるのは、正直ハードルが高いです。
だからこそ、
「この散歩コース、気持ちよかったよ!一緒に行ってみない?」
「これおいしかったから、ちょっと食べてみて」
といったちょっとした誘いが効果的。
小さな一歩を「やってみたら意外と悪くなかった」という体験に変えるのがコツです。
3. 自分の変化を“見せる”
何を言っても響かないときは、言葉より「姿」で示す方が効果的です。
例えば、あなた自身が健康的に変化していくと、家族も自然に興味を持ちます。
「最近、なんか元気そうだね」「肌きれいになった?」なんて言われたらチャンス!
「食事ちょっと見直しただけだよ〜」
「10分運動してるだけだよ」
と、さりげなく伝えましょう。
4. 「怖い話」より「楽しい話」をする
「そのままだと病気になるよ」と言いたくなる気持ち、よくわかります。
でも、恐怖ベースの言葉は、意外と心には届きません。
それよりも、
「これやったらぐっすり眠れたよ!」
「このレシピ、簡単なのに体にいいらしい!」
など、ポジティブな話題のほうが行動につながりやすいんです。
5. 第三者の言葉を借りる
身内の言葉って、どうしても聞き流されがち。
そこで効果的なのが、他の人の話を持ち出すこと。
たとえば、
-
健康番組の内容を一緒に見る
-
YouTubeで「○○先生の解説がわかりやすい」と見せてみる
-
病院や検診のとき、医師から説明してもらう
「他人の声」が、時には「身内の声」より響くこともあります。
6. 無理に変えようとしない、でも諦めない
最後にいちばん大切なこと。
人は、「自分が必要だと思ったとき」にしか本気で変わろうとしません。
だから、こちらが無理やり変えようとするほど、反発されてしまうことも。
でも、「その時」が来たときに、すぐサポートできるように、
✔ 自分が健康習慣を続けておく
✔ 情報をさりげなく共有しておく
✔ 家族の体調にさりげなく目を配る
こんな準備をしておくだけでも、家族が動き出すタイミングを逃さず支えることができます。
まとめ
家族の健康意識は、変えようとしてすぐに変わるものではありません。
でも、毎日のちょっとした積み重ねや関わり方で、少しずつ変化の芽は育ちます。
焦らず、責めず、そして諦めず。
あなたの思いや行動は、きっといつか家族の心に届きます。