おはようございます。ぽっちゃり保健師のMIKEです。
「立ち仕事で毎日1万歩以上歩いてるのに、全然痩せない…」
「配達や介護の仕事で動きっぱなしなのに、お腹がへこまない…」
そんな悩み、ありませんか?
実際、保健指導や健康相談の現場でもよく聞く声です。
私も看護師時代めっちゃ歩いていたのに、太っていきました😭
「動いてるのに痩せない」のは、あなたが怠けてるからではありません!
そこには**意外な“落とし穴”**があるんです。
なぜ、動いているのに体重が落ちないのか?
一見たくさん歩いているようでも、「仕事中の歩き」は脂肪燃焼の観点から見ると不十分なことが多いんです。その理由を具体的に見てみましょう。
🧱 ① 強度が足りない
仕事中の歩行は「軽度の運動」であることが多く、脂肪を効率よく燃やす“中強度”の運動には届かないケースが大半です。
たとえば、
- のんびり歩く
- 商品を棚に戻す
- 書類を取りに行く
…などは、実際には運動というより「活動」。
脂肪燃焼のスイッチが入るほどの強度にはならないのです。
🍙 ② 食事とのバランスが崩れている
動いて疲れると、つい「今日は頑張ったから」と、
🍰 お菓子をつまんだり
🍛 ごはんを大盛りにしたり
🍺 帰宅後に晩酌したり…
知らず知らず“ごほうび食い”になってしまうことも。
すると、1日の消費カロリー以上に摂取してしまい、結果として痩せない・太るということに…。
🛋️ ③ 仕事以外の時間が“座りっぱなし”
「仕事中は動いてるけど、帰ったらずっとスマホorテレビ…」という人も多いですよね。
実は、長時間の座位は代謝を落とし、痩せにくい体をつくる原因の一つです。
1日全体の消費エネルギーは、
👉「仕事中の歩き」だけでなく、家での動きや生活全体のメリハリで大きく変わります。
🧠 ④ 身体が“省エネモード”に適応している
人の体はとても賢く、同じ動きを毎日続けていると、それに慣れて消費エネルギーを減らす性質があります。
つまり、毎日同じ仕事・同じ歩き方をしていると、最初は効いていた動きもだんだん脂肪が燃えにくくなるんです。
💪 ⑤ 筋肉量が足りない=基礎代謝が低い
仕事で歩いていても、「筋トレ」は意外としていない人が多いもの。
筋肉が少ないと、基礎代謝(=何もしなくても消費するカロリー)も低く、太りやすい体に…。
💡じゃあどうすれば痩せやすくなるの?
痩せない理由がわかったら、あとは少しずつ対策するだけ。おすすめの方法を紹介します。
✅ 中強度の運動を週に2〜3回プラス!
たとえば…
- 仕事の後に早歩きで20分ウォーキング
- 階段を使う習慣をつける
- YouTubeなどで家で筋トレ・ヨガ
「歩いてるのに痩せない」人は、**「もう少しだけ負荷をかける動き」**がカギです。
✅ 食事の記録をつけてみる
がんばって動いている人ほど、「食べ過ぎに気づいていない」ことも。
アプリやノートで食事を記録してみると、無意識の摂取カロリーが見える化されます。
✅ 座り時間をこまめに分断!
「家でダラダラ座りっぱなし」にならないように、
- 1時間に1回は立ってストレッチ
- テレビ中にスクワット10回
など、ちょこちょこ動くだけでも代謝アップに効果的です。
🔚まとめ:「歩いているのに痩せない」は、ちゃんと理由がある!
あなたが痩せないのは「努力不足」ではありません。
ただ、その「努力の方向性」がちょっとズレているだけ。
🔍ポイントをおさらい
-
仕事中の歩きは強度が足りないことが多い
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食事・座り時間・筋肉量など、他の要因も影響
-
意識的に**“プラス10分の運動”を取り入れる**ことで体は変わる!
「これだけ動いてるのに、なんで痩せないの?」と悩んでいるあなたへ。
あとほんの少しだけ、「運動の質」と「生活のクセ」を見直すことで、体はちゃんと応えてくれます。
あなたのがんばりは、絶対ムダじゃない。
あと一歩、私と一緒に進んでみませんか?🌿