ダイエット体験記

ぽっちゃり保健師がダイエットのためにやめたこと5選

こんにちは。産業保健師として働いている、ぽっちゃり体型の保健師です。

普段は従業員さんに健康相談を受けたり、生活習慣病予防の指導をしたりしていますが、実は私自身もずっと「ぽっちゃり体型」に悩んできました。人には「食事バランスが大事ですよ」「運動は週に〇回やるといいですよ」と伝えながら、自分は仕事の疲れやストレスを理由に間食をしてしまう…。矛盾を抱えながら過ごすのは、正直しんどいものでした。

そこで一念発起して「保健師として説得力を持ちたいし、自分の体も軽くしたい!」とダイエットをスタート。ただ、続けるうちに気づいたのは「新しく何かを始めるよりも、まずやめることを決める方が効果が大きい」ということでした。

今日は私が実際にダイエットのために「やめたこと5つ」を紹介します。同じように悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。

1. 「とりあえず」で食べることをやめた

お腹が空いていなくても、目の前にお菓子があるとつい手が伸びてしまうことってありませんか?

私も以前は、仕事中に机の引き出しからチョコをつまんだり、テレビを見ながらポテトチップスを開けたりしていました。

でも「なんとなく」で食べた分は、体も心も満たされにくいんです。保健師としても「食欲」と「空腹感」は別物だと知っていたのに、実践できていませんでした。

そこで始めたのが、「これは本当にお腹が空いてる?それとも気分転換?」と一度立ち止まる習慣。

本当にお腹が空いているときだけ、軽く果物やナッツを食べるようにしました。これだけで無駄なカロリーがごっそり減り、罪悪感も減りました。

2. コンビニでの“ついで買い”をやめた

仕事帰りや昼休みについ立ち寄るコンビニ。便利ですが、ダイエットの落とし穴でもあります。

私は「お茶だけ買うつもり」で入っても、気づけばデザートコーナーで新作スイーツをチェックし、つい買ってしまうタイプでした。

それをやめるために、「コンビニに入るのは必要なものがあるときだけ」「レジに並ぶ前にカゴの中身を見直す」をルール化しました。

慣れてくると不思議なもので、「なくても平気」になっていきます。お金の節約にもつながり、一石二鳥でした。

3. 極端な食事制限をやめた

昔は「糖質オフダイエット」や「夜サラダだけダイエット」に挑戦しては、結局リバウンドしていました。

制限が厳しいほど反動も大きく、「我慢したご褒美」と称してドカ食いするのがパターン化していたんです。

でも、産業保健師として生活習慣病の方と関わる中で「長く続けられる食事のバランスこそ大事」と何度も痛感していました。

そこで自分の食事も「主食・主菜・副菜をそろえる」を意識するだけに切り替えました。白ごはんは茶碗1杯、肉や魚は手のひらサイズ、野菜は両手いっぱい。シンプルですが、自然と満足感が得られ、暴食が減りました。

4. 夜更かしをやめた

「夜は自由時間!」とついスマホを見て夜更かししていた頃、甘いものが欲しくて仕方ありませんでした。実は、睡眠不足になると食欲ホルモン(グレリン)が増え、満腹ホルモン(レプチン)が減ってしまうんです。

それを知ってからは、23時までに寝るよう心がけました。最初は難しかったですが、寝る時間を決めておくと自然と夜食も減り、翌日の集中力も上がりました。結果的に間食欲もぐっと減り、「寝ることもダイエットの一部」だと実感しています。

5. 「完璧にやらなきゃ」をやめた

これは一番大事かもしれません。以前の私は「今日は食べすぎたからもうダメだ」「運動できなかったから失敗だ」と極端に考えて、ダイエットを諦めてしまうことが多かったんです。

でも今は「食べすぎても、次の食事で調整すれば大丈夫」と考えるようにしました。完璧を求めないことで心が楽になり、続けやすくなりました。

実際、健康指導の現場でも「100点を目指すより60点を続ける方が体は変わる」と伝えています。自分にもようやくその言葉を適用できました。

まとめ

ぽっちゃり保健師の私がダイエットのためにやめたことは、

  1. とりあえず食べること
  2. コンビニのついで買い
  3. 極端な食事制限
  4. 夜更かし
  5. 完璧主義

これらをやめただけで、体重は少しずつ減り、気持ちも軽くなりました。

ダイエットは「新しく頑張ること」を積み重ねるよりも、「やめる選択」をする方が意外と簡単で効果的です。特に忙しい社会人や、私のようにストレスや誘惑が多い環境にいる人にはおすすめです。

私もまだ道半ばですが、ぽっちゃり保健師として「一緒に健康をつくっていこう」という気持ちで、これからも小さな変化を積み重ねていきたいと思います。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA