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〜保健指導と自身の経験から分かった“共通の壁”と乗り越え方〜

こんにちは、保健師のMIKEです。
多くの方のダイエットをサポートする中で見えてきた「うまくいかない人」の共通点。
そのどれもが、実は私自身の経験とも重なっているんです。
今回は、その5つの特徴に対する“具体的改善策”も併せてご紹介します。
 極端な制限・急変志向
特徴:「お菓子や白米を全部カット!」と極端なルールになる
共通点:自分も過去に「お菓子ゼロ」「白米禁止」→数週間でストレス爆発し爆食
改善策
• 小さな習慣から始める:週1回「お菓子を少し食べる日」を設ける
• 一度に一つだけ変える:「白米半分→雑穀米半分」からスタート
 感情食い(エモーショナルイーティング)
特徴:ストレスや疲れを感じたときについ甘いものに手が伸びる
共通点:出張の疲れから、コンビニで甘いものを買いがちだった自分
改善策
• トリガー記録:「ストレス」「眠気」「仕事の山」を食べた理由として記録
• 代替行動を用意:ガム、お茶、水など・5分ストレッチ
 一度の失敗で「全部戻す」思考
特徴:ルール破り=リセット→過食モードへ
共通点:「プリン1つ」のつもりが「ケーキも…解禁」に
改善策
• リカバリ食をルール化:「失敗したら野菜+タンパク質中心の食事に切り替える」と決める
• 思考転換:「今日はリセットする日」と前向きに切り替える
 短期集中型アプローチ
特徴:「まず3週間だけがんばる」→終了後にドロップアウト
共通点:3週目で心が折れ、疲れて辞めてしまった経験あり
改善策
• 長期志向の目標設定:1年後に続いているかどうかを基準に
• 継続しやすい習慣:週3回・30分の散歩など
 孤立した環境、サポート不足
特徴:一人でやる・共有や報告なし
共通点:一匹狼気質で誰にも話さずに挫折した経験あり
改善策
• 共有パートナーを持つ:家族・LINEグループ・同僚に週1で報告
• SNSや地域コミュニティで仲間を見つける
補足:科学的根拠に基づく支援法
• 行動変容ステージモデル(NIDDK)によると、段階的(熟慮→準備→行動→維持)が継続につながりやすくなります
• 行動介入プログラムでは、ストレス管理・セルフモニタリング・仲間サポート・維持フェーズが成功の鍵
• 低レベルの持続的な減量(体重2〜5 %)でも、健康指標や生活の質が向上するという研究結果も

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