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⚾ 学生時代は野球部だったのに…大人になってぷくぷくに?保健師が教える原因と対策

こんにちは、保健師のMIKEです。
学生時代は野球部で毎日走り回っていたのに、大人になったらいつの間にか体が丸く…
そんなギャップ、ありませんか?
今回は、私自身の保健指導の経験も踏まえて、
どうして「学生時代は痩せていたのに大人になると太る」のか、
その理由と解決策をお伝えします。
なぜ“ぷくぷく”になってしまうのか?原因5選
1. 運動量の激減
学生時代は毎日数時間の練習があたりまえ。大人になると仕事中心の生活となり、
日常的な運動量が大幅に減ります。
実際、大学や就職によって毎日の中強度運動は平均7〜11分ほど
減少するという研究もあります。
2. 食習慣が変わらない
かつての練習量に見合った大量の食事を、大人になってもそのまま継続。消費カロリーが落ちても食べ続ければ、当然体重は増えます 。
3. 代謝の低下+筋肉減少
年齢とともに筋肉量は減少し、基礎代謝も落ちます。代謝が落ちた状態で、食事量だけそのままだと体脂肪がつきやすくなります 。
4. アイデンティティの喪失と感情的な食
学生時代の“野球選手”というアイデンティティがなくなると、精神的にぽっかり穴が空きます。退役アスリートでは、そうした心理的な空白を食で埋める人が多いそう 。
5. 体重サイクル(ウェイトサイクリング)の影響
学生時代、減量と増量を繰り返した体は“脂肪を溜めやすい”体質になってしまうことがあります。特に試合前の減量・オフシーズンのリバウンドを繰り返していると、
その傾向が強くなります 。
対策:ぷくぷく対策5つのステップ
1. 日々の運動量を再設計する
毎朝の散歩や週末のキャッチボールなど、昔の習慣を“ゆるく”再現。
ウォーキングなら週150分を目安に取り入れましょう。
2. 食習慣を“運動量に合わせて調整”
例:週末に運動しない日は「ご飯1膳+たんぱく質+野菜中心」に変更。
学生時代と同じ量を大人になっても食べ続けない工夫を。
3. 筋トレや体幹トレを取り入れる
週2〜3回、スクワット・プランクなどの自重トレーニングで筋肉量を支え、
基礎代謝低下を防ぎます。
4. 新たなアイデンティティを持つ
「社会人キャッチボール」「草野球チーム加入」「健康ライフの中年野球部会」など、
新たな活動で居場所とモチベーションを取り戻しましょう。
5. リバウンド対策は緩やかに
激しいダイエットではなく、「ゆるやかに筋肉量を保ちながら体脂肪を減らす」方法を選び、
ウェイトサイクリングを防ぎます。

まとめ:昔の“野球部体型”を取り戻すには?

 あなたへのメッセージ
学生時代の体型を戻すのは容易ではありませんが、小さな習慣を丁寧に積み重ねることで必ず実現できます。大人になった今だからこそ、自分に合った健康な身体を“再構築”していきましょう。

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