こんにちは。ぽっちゃりの保健師のMIKEです。
「また続かなかった…」
「やる気があったのに…」
「私ってやっぱり意志が弱いのかな」
そう思っているあなたへ、今日は大切なことをお伝えします。
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🌱 続かないのは、普通です
筋トレやダイエットを始めても、約7割の人が3ヶ月以内にやめてしまうと言われています。
(※保健指導や健康行動理論でも、これはとても自然なこととされています)
だから、続かなくても、落ち込む必要はありません。
でも、やめた後に“戻れる仕組み”を持っている人は、ちゃんと変われます。
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🧭 「続ける」より「戻れる」ことが成功のカギ
多くの人がダイエットや運動を“一直線”で成功させようとします。
でも、実際はみんなジグザグです。
• やる気のある日もあれば
• 忙しくて忘れてしまう日もある
• モチベーションがゼロになる週だってある
そんなとき、自分を責める代わりに、「また戻る仕組み」があるかどうかが大切なんです。
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🧩 戻りやすい仕組みづくり 5つのコツ
✅ ① 「記録をやめない」こと
運動や食事ができなかった日でも、アプリや手帳に
「できなかった」と書いてOKです。
行動しなかった記録も、あなたが続けようとした証拠。
👉 ポイント:空白を「失敗」ととらえず、「途中経過」と思って。
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✅ ② 小さなゴールを設定する
いきなり「毎日30分運動」は難しいですよね。
ならばまずは、「ストレッチ3分」や「階段を使う」など、“超ハードル低め”の目標を設定しましょう。
👉 再開する時のハードルが低いほど、戻りやすくなります。
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✅ ③ 「見える場所にリマインド」を貼る
冷蔵庫、鏡、スマホの待ち受け、LINEのピンメモなどに
• 「今日、ストレッチした?」
• 「3日坊主OK!また始めよう」
など、**自分への“やさしい声かけ”**を貼っておきましょう。
👉 意識しなくても目に入る=行動のきっかけに。
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✅ ④ 仲間をつくる or 見守ってくれる存在を持つ
家族や友人、SNSやアプリでもOK。
報告できる相手がいるだけで、「またやろうかな」という気持ちになりやすくなります。
👉 自分一人で頑張らない。見られている安心感を味方に。
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✅ ⑤ 「やめてもいい日」をあらかじめ作っておく
毎日頑張ろうとするから、1日抜けただけで自己嫌悪になります。
あらかじめ「週1は休んでいい」と決めておくと、罪悪感なく継続できます。
👉 続けるためには「やめても大丈夫」が必要。
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🩺 保健師からのメッセージ
健康づくりは、マラソンではなく「季節のある旅」です。
雨が降ってもいいし、道草してもいい。
大切なのは、また歩き出せる自分でいること。
たとえ10回やめても、11回目に戻れたあなたは、前より強くなっています。
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☕ 最後に:今日できなかったあなたへ
運動できなくても、食べすぎてしまっても、
この記事を読んでくれたことが、あなたの意識が止まっていない証拠です。
だから、自分を責めずにこう言ってあげてください。
「また始めればいいよ」
「私、ちゃんと気にしてる。えらいな」
何度でも、いつからでもやり直していい。
私は、いつもあなたの味方です。