こんにちは、ぽっちゃり保健師のMIKEです。
先日、映画『インターン』を見返していたときに、印象的なセリフがありました。
女社長ジュールズに対し、母親がこう言うのです。
「睡眠が足りないと太るって知ってる?3割が肥満になるってデータがあるのよ」
このセリフ、皆さんはどう感じましたか?
私は「いや、これ本当にその通り!」と画面に向かって頷いてしまいました。
でも実際、睡眠不足と肥満の関係って、どこまで本当なのでしょうか?
今回はその真相と、睡眠を整えるコツについてお話しします。
■ 睡眠不足で太りやすくなるのは本当?
結論から言うと…
本当です。しかもかなり信頼できるデータがあります。
アメリカの研究では、1日6時間未満の睡眠しかとっていない人は、7〜8時間眠っている人より肥満のリスクが約1.5倍〜2倍になるという結果も出ています。
さらに日本の厚生労働省も、「睡眠と肥満の関係は密接」と注意喚起しています。
■ なぜ睡眠不足で太るのか?
理由は主にこの3つ👇
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食欲ホルモンの乱れ
睡眠が足りないと、食欲を増やすホルモン「グレリン」が増加し、
満腹を感じるホルモン「レプチン」が減ります。つまり、お腹がすいて止まらない状態に! -
代謝の低下
睡眠不足が続くと、エネルギー代謝が落ちて、脂肪をためこみやすくなります。 -
ストレスによる過食
寝不足はストレスを増やし、そのストレスが原因で甘いものやジャンクフードが欲しくなります。
■ じゃあ何時間寝ればいいの?
理想的な睡眠時間は、7〜8時間。
「夜更かしが習慣になっている…」という方も、まずは15分でも早く寝てみてください。
■ 睡眠の質を高める3つのコツ
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📵 寝る前1時間はスマホ断ち
ブルーライトが睡眠ホルモンを抑えてしまいます。 -
🌿 ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる
体温が一度上がることで、深い眠りに入りやすくなります。 -
📖 決まった時間に寝る・起きる
体内時計を整えることが、質の良い睡眠の基本です。
■ おわりに
映画のセリフで「3割が太る」と言われた睡眠不足。
実際のところ、睡眠が足りないことで太りやすくなるのは科学的にも明らかです。
「ダイエットのために運動と食事だけ頑張ってる!」という方は、
ぜひ今日から「睡眠」も味方につけてみてくださいね。
心も体も、もっと楽に健康に近づけますよ😊
あなたは普段、何時間くらい寝ていますか?
「こんな寝不足の時に太っちゃった…!」なんて体験もあれば、ぜひコメントで教えてください🛏️✨