こんにちは、ぽっちゃり産業保健師のMIKEです。
私は普段、職場で健康指導を行う立場にありますが、実は自分自身も“体重と向き合っている”当事者のひとりです。
ダイエットをしていると、ふとした瞬間に「もうやめたい」「こんなの無理」と感じることってありませんか?
今日は、そんな“やめたくなったとき”に、私自身が実践してきた「継続のコツ」をご紹介します。
なぜ人はダイエットをやめたくなるのか
人がダイエットを途中でやめたくなる理由には、いくつか共通点があります。
- 結果が出ない(体重が減らない)
- 頑張りすぎて疲れる
- 食事制限でストレスがたまる
- そもそも続けられるビジョンが見えない
そして、こうした気持ちになるのは、「意志が弱いから」ではなく、「真面目にがんばっているからこそ」起きる自然な反応なんです。
ですから、やめたくなったときは“立ち止まって見直すチャンス”と捉えてみてください。
やめたくなったときに効果的だった5つの方法
①「気持ち」を正直に書き出して整理する
感情の整理には「ジャーナリング(書き出すこと)」がとても有効です。
・なぜやめたくなったのか
・今つらいと感じているのは何か
・本当はどうしたいのか
これらを紙やスマホのメモアプリに書くだけで、気持ちが落ち着き、冷静に判断できるようになります。
②「小さな一歩」に戻す
ダイエットを継続できない原因の一つが「ハードルの上げすぎ」です。
毎日30分運動しよう!
完璧な食事制限をしよう!
…その気持ちは立派ですが、無理が積み重なると、継続は難しくなります。
やめたくなったときは、あえて「最初の一歩」に戻しましょう。
- 階段を使うだけ
- 夜だけ炭水化物を少し減らす
- 1日1回だけストレッチをする
「これならできる」と思えることから再スタートすれば、自然と流れに乗れます。
③「過去のがんばり」を見返す
ダイエットを始めてから、全く何も変わっていない人なんていません。
たとえば、
- 血圧が少し下がった
- 体重が◯kg減った
- 体が軽くなった気がする
このような「小さな変化」に目を向けてください。
写真・記録・体感など、前と今を比べてみると、自分がどれだけ前進していたかに気づけます。
④「誰かの役に立つ」と思ってみる
不思議なことに、「自分の行動が誰かのためになる」と思った瞬間、やる気が復活することがあります。
私自身、こうしてブログを書くことで「読んでくれた人の背中を押せるかも」と思いながら書いています。
すると、不思議と「自分もがんばろう」と思えるんです。
あなたも、家族や友人、SNSのフォロワーに向けて、「やってみた報告」や「工夫」をシェアしてみてはいかがでしょう?
⑤「やめてもまた戻ればいい」と思ってみる
最後に、とても大事なことをお伝えします。
ダイエットは、人生のすべてじゃない。
一時的にやめたとしても、また戻ることはできます。むしろ、やめてもまた戻れる人こそ、本当に継続できる人です。
やめることを「負け」ではなく、「一休み」ととらえるだけで、心がとても軽くなります。
まとめ:継続は“完璧”ではなく“習慣”
ダイエットをやめたくなったときは、
- 気持ちを整理し
- ハードルを下げ
- これまでの努力を認め
- 人とのつながりを意識し
- 「やめたっていい」と自分を許す
この5つを心がけてみてください。
大切なのは、完璧を目指すことではなく、「自分らしいペース」で続けること。
ぽっちゃり保健師の私も、ゆっくりマイペースに続けています。あなたも、焦らず、自分のペースで一緒に進みましょう。
あなたの声を聞かせてください
・ダイエットをやめたくなった瞬間、あなたにはどんな思いがありましたか?
・それをどう乗り越えましたか?
コメント欄であなたの体験もぜひ教えてください。
また、この記事が「役に立った」「ちょっと元気が出た」と思ったら、SNSでのシェアも大歓迎です。
あなたの1歩が、誰かの励みになりますように。