おはようございます、ぽっちゃり保健師のMIKEです。
夏の暑さや運動時の水分補給として、ソルティライチ・ ポカリスエット・アクエリアスなどの清涼飲料水を手に取る方は多 いと思います。確かにこれらの飲み物は、 塩分やミネラルを補給でき、熱中症対策としては有効です。
しかし、一方で 「糖分の摂りすぎ」 につながる可能性があることも忘れてはいけません。
清涼飲料水に含まれる糖分はどれくらい?
代表的な飲料に含まれる糖分(炭水化物量)をまとめました。
糖質含有量の比較
飲料名 | 100 mlあたりの糖質(g) | 500 mlあたりの糖質(g) |
---|---|---|
ソルティライチ | 8.4 g | 42.0 g |
アクエリアス | 約4.6 g | 約23.0 g |
ポカリスエット | 約6.2 g | 約31.0 g |
※数値は公式栄養成分表示を基に計算
500mlペットボトルを1本飲むだけで、お菓子を食べたのと同 じくらいの糖分を摂ってしまうのです。
なぜ糖分が入っているの?
清涼飲料水に糖分が入っている理由は、
• 水分吸収を助ける
• エネルギー補給になる
• 飲みやすくする(甘さでごくごく飲める)
ためです。
特に激しい運動時や汗を大量にかいたときは、 この糖分も役立ちます。
日常生活での落とし穴
ただし、 デスクワークや軽い外出程度でこれらを何本も飲んでしまうと、糖 分過多による体重増加や血糖値上昇のリスクがあります。
「水分補給のつもりで、実はジュースを飲んでいる」 のと同じ状況になりかねません。
上手な水分補給のポイント
1. 日常生活では「水」や「お茶」 を基本に
2. 清涼飲料水は 「熱中症リスクが高いとき」や「運動後」 に限定して使う
3. 甘さが気になる人は スポーツドリンクを半分に薄めて飲む のもおすすめ
4. 経口補水液(ORS)は糖分控えめで、脱水症状が強い時には有効
まとめ
清涼飲料水は熱中症予防に役立つ一方で、** 糖分がしっかり入っている「甘い飲み物」**です。
飲むタイミングを工夫すれば、健康を守りながら上手に使えます。
脱水予防=ただの水分補給ではなく、「何をどのくらい飲むか」 を意識してみましょう!