「そんなに食べていないはずなのに体重が減らない」「気をつけているのに太る…」こう思ったことはありませんか?
実は、多くの人は自分の食事量を正確に把握できていないという事実があります。
なぜズレるのか?
研究によると、自己申告だけの食事量は、実際よりも平均で500kcalほど少なく見積もられる傾向があるといわれています。
原因は以下の通りです。
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「ちょっとだけ」のつもりが重なっている
一口つまみ、味見、残り物処理などが積み重なります。 -
目分量の誤差
「このくらいスプーン1杯」は意外とカロリーが高い。 -
記憶のあいまいさ
忙しいと食べたものを思い出せない、間食を忘れる。
500kcalの差はどのくらい?
500kcalは、菓子パン1個やおにぎり2個、または揚げ物を少しプラスした程度です。
毎日500kcalオーバーすると、1か月で約2kg体重増加につながる計算です。
記録すると見える化できる
レコーディングダイエットのように、食べたものをメモやアプリで記録するだけで、摂取量の感覚が正確になります。
おすすめは以下の方法です。
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スマホアプリを活用(あすけん、MyFitnessPalなど)
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写真で撮って残す
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ざっくりでもOK。量と種類をメモ
まとめ
「食べていないのに痩せない」は思い込みの可能性が大。+500kcalの誤差は誰にでも起こります。
まずは1週間、記録してみる習慣を始めてみましょう。数字で見ることで、自分の本当の食習慣が見えてきます。