こんにちは、ぽっちゃり保健師です。
「温泉やサウナに入ると汗をかくから痩せるんでしょ?」と聞かれることがよくあります。実はこの考え、半分正解で半分誤解なんです。今回は、温泉やサウナにどんな健康効果があって、ダイエットにどう関わるのかをお話しします。
サウナ・温泉での「汗=脂肪が減る」ではない
サウナや温泉に入ると、短時間でたっぷり汗をかきますよね。体重も一時的に減ります。でも、それは体の水分が失われただけ。水分補給をすればすぐに戻るので、直接的に脂肪が燃焼しているわけではありません。
それでもダイエットに役立つ3つのポイント
1. 基礎代謝のサポート
温泉やサウナに入ると体温が上がり、血流が良くなります。これによって心拍数が増え、エネルギー消費が安静時より少し高まります。大きな消費量ではありませんが、代謝のサポートとしては有効です。
2. むくみ改善
塩分の多い食事や運動不足でむくんだ体を、サウナや温泉で汗をかくことで一時的にすっきりさせる効果があります。見た目の変化や体の軽さを感じやすくなり、ダイエットのモチベーションにつながります。
3. ストレス解消で「食べすぎ防止」
サウナや温泉にはリラックス効果があり、自律神経が整います。ストレスでつい食べすぎてしまうタイプの人には、食欲コントロールに間接的な効果が期待できます。
注意したいポイント
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水分補給は必須
入浴やサウナでかいた汗は脂肪ではなく水分。しっかり水を飲まないと脱水や血圧変動のリスクがあります。 -
持病がある方は注意
高血圧や心臓病、腎臓病のある方はサウナ・長湯は控えめに。 -
痩せる手段ではなく、補助と考える
温泉やサウナだけで痩せることは難しく、あくまで「運動+食事管理」のサポートとして活用しましょう。
保健師のまとめ
温泉やサウナは「脂肪を直接燃やす場」ではありませんが、
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基礎代謝のサポート
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むくみ解消
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ストレス軽減による食べすぎ防止
といった間接的なダイエット効果があります。
ぽっちゃり保健師の私も、疲れがたまった時や気分が沈んでいる時にはサウナに入り、心身をリセットしています。リラックスした翌日は自然と食欲も整いやすくなるんです。
「温泉やサウナはダイエットの“ごほうび習慣”」として取り入れると、無理なく続けやすいですよ。