食事管理

ぽっちゃり保健師が解説:GI値とダイエットの関係

こんにちは、ぽっちゃり保健師です。
「ダイエットにはGI値が大事」と耳にしたことはありませんか?でも、「GI値って何?」「結局どう役立つの?」と感じている方も多いと思います。今日は、GI値とダイエットの関係を、できるだけわかりやすくお伝えします。


GI値ってなに?

GI値(グリセミック・インデックス)とは、食べたときに血糖値がどれくらい上がりやすいかを示す数値です。

  • 高GI食品(例:白ごはん、食パン、じゃがいも、お菓子類) → 血糖値が急上昇しやすい

  • 低GI食品(例:玄米、全粒パン、野菜、きのこ、豆類) → 血糖値がゆるやかに上がる

血糖値が急に上がると、インスリンというホルモンが多く分泌され、余った糖を脂肪として蓄えやすくなります。つまり、高GI食品を中心に食べ続けると太りやすいということです。


GI値を意識するメリット

1. 脂肪をため込みにくくなる

血糖値の上昇をゆるやかにすることで、インスリンの分泌も落ち着き、脂肪として蓄えにくくなります。

2. 空腹感をコントロールできる

高GI食品を食べると、血糖値が急に上がったあと急降下しやすく、強い空腹感につながります。低GI食品を選べば、血糖値の変動が少なく、腹持ちが良いのが特徴です。

3. 健康面でもプラス

GI値を意識した食事は、糖尿病やメタボリックシンドロームの予防にもつながります。


ダイエットに活かすコツ

  1. 主食を置き換える
     白米 → 玄米や雑穀米、食パン → 全粒粉パンに。

  2. 食べる順番を工夫する
     まず野菜やきのこ、海藻類を食べてから主食に進むと、血糖値の上昇をゆるやかにできます。

  3. 甘い物は「食後のデザート」に
     空腹時に甘いものを食べると血糖値が急上昇。食事のあとに少量を楽しむのがおすすめです。


注意したいポイント

GI値は参考になりますが、「GI値が低ければいくら食べても太らない」わけではありません
例えば、ナッツやチーズは低GIですが、カロリーは高め。結局は摂取カロリー全体のバランスが大切です。


まとめ

GI値を意識した食事は、

  • 脂肪をためにくくする

  • 空腹感をおさえる

  • 健康リスクを減らす

といったメリットがあり、ダイエットの強い味方になります。

ぽっちゃり保健師の私自身も、「同じ炭水化物でも選び方で体の調子が変わる」と実感しています。まずは、白い炭水化物から茶色い炭水化物へ。これだけでも、体重管理が少し楽になりますよ。

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